実務講習について

宅建主任者になるには、試験に合格することと、2年以上の実務経験が必要です。

そこで、実務経験が2年に満たない人のために行われているのが、
「実務講習」になります。

この実務講習を修了することで、
「2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者」と認められるます。

そして、実務講習の中身ですが、
通信講座、スクーリング(2日間連続の講習)の2つを受けて、
2つとも、修了試験に合格する必要があります。

次に実務講習の日程ですが、
第一日程、第二日程の2つがあります。

申込期間は、
第一日程は、11月下旬から12月中旬まで、
第二日程は、11月下旬から2月下旬までになっています。

通信講座期間は、
第一日程が、2月始めから4月末ごろまで、
第二日程が、4月なかばから、7月なかばまでです。

通信講座の期間は、修了試験の提出期限となっているので、
実際の期間は、もっと短くなっています。

スクーリングは、各会場で違いますが、
第一日程で、3月上旬から4月下旬ごろまで、
第二日程で、6月上旬から7月下旬までになっています。

各会場の日程などは、こちらでご確認ください。

その後、講習修了証明書の交付が、
第一日程が6月上旬、
第二日程が8月上旬となっています。

価格は、通信講座、スクリーングの代金を含めて、45,000円です。


登録申請について

2年以上の実務、もしくは、実務講習を終了した方は、
宅建主任者資格を持っています、という登録をする必要があります。

この登録は、合格した都道府県に提出します。

各都道府県で若干違いますが、
必要なものは、
@合格証
A登録申請書・誓約書
B住民票
C身分証明書
D証明写真(スピード写真は不可の場合が多い)
E実務経験証明書、もしくは、実務講習修了証明書
F登録費用37,000円分の収入印紙
G印鑑

登録を申請してから、申請がおりるまでの期間は、
大体、1ヶ月から2ヶ月程度です。

申請の方法は、郵送も認められている自治体など様々ですが、
各自治体の県庁や土木建築事務所で出来る場合が多いです。

最後に、注意する点ですが、
登録申請は、実務講習が終わった直後に行ったほうがいいです。

というのも、実務講習が終わって少し時間が経つと、
宅建合格から1年が経過してしまい、法定講習を受ける義務が発生してしまうからです。

ですので、登録ができるようになった直後に、申請を済ませておいた方がいいですよ。


法定講習について

法定講習とは、
宅建試験に合格後から、1年以上経過しているのに、主任者証の申請をしていない方、
主任者証の期限が切れる方が、主任者証を申請するために必要な講習です。

講習の開催は、各都道府県で違い、
毎月行っている自治体もあれば、年に2回ほどというところもあります。

価格は、11,000円
必要なものは、
@受講申込書
A証明写真
B印鑑
C受講料
D主任者証申請料(4,500円)

法定講習を受けると、そのまま申請も出来るところがあるので、
その場合は、主任者申請料も必要となります。

講習の中身は、
4時間程度の、講義になっています。


主任者証の申請について

主任者証の申請は、
各都道府県ごとに行われ、県庁や、出先機関の場合や、
宅建協会の場所など様々です。

主任者証の申請料は、4,500円

必要なものは、
@申請書
A証明写真
B印鑑
C申請料

主任者証の期限切れの場合は、登録通知が届くので、
この登録通知も持っていく必要があります。

申請してから、交付されるまでの期間は、
大体、1週間から2週間程度です。

早いところでは、即日の場合もあります。

この主任者証を交付されることで、
はじめて、宅建主任者としての業務を行えることになります。

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